余ったご飯の保存方法をご紹介します。
炊いたお米をジャーで保温するのは5時間が限度と言われています。
ごはんは熱を加えるとでんぷん化しやすくなるため、周辺が糊のように固まったり、黄ばん
だり、臭いがついたりして時間ごとに味が劣化していきます。
そもそも6時間保温すると一度炊飯するのと同じ電気代がかかるとも言われており、経済的
にも、ジャーで長期間保温するのはお勧めしません。
冷蔵庫で保存する場合は、柔らかいデンプン質が硬く変化しやすいため、再度過熱して食
べるようにします。また、乾燥しやすいので、冷蔵保存は2日までが目安です。
冷凍庫で保存する際は、炊きたてのごはんを保存袋に平らに入れて凍らせると均等に加熱
できて便利です。また、お茶碗一杯分ずつ小分けに冷凍しておけば、無駄も少なくなります
。
電子レンジで再加熱する際には、やわらかめに炊いたご飯であれば、保存袋やラップはは
ずして加熱した方が、袋に閉じ込められた蒸気でごはんが水っぽくなることが避けられます
。逆に固めの場合は、ラップした方がふんわりと仕上がります。
冷凍保存は1ヶ月までが目安です。
加熱には、電子レンジ以外にも、蒸し器を使ってみても炊きたての感じが楽しめます。
短期の保存には、電気のなかった時代から活躍しているおひつに移すと、より美味しくいた
だけます。
おひつとは、さわら、ひのき、杉などの木材でできたご飯容器のことです。
おひつの木材が適度にご飯の水分を吸うため、長時間入れておいてもご飯がしゃっきりと
保たれ、木の香が移ってより一層味わいを深くしてくれます。
木材に殺菌効果があるため、季節にもよりますが、おひつでは、一日程度は充分保存でき
るようです。
ご飯のでんぷんは、冷えると消化されにくく食物繊維と同様の働きをするレジスタント・スタ
ーチに変化するため、実は炊きたてよりも冷えたご飯の方が、お腹の調子を整え、太りにく
いご飯になります。
美味しいご飯は、もちろん炊きたてを味わい、余ったものを保存し再加熱して再び炊きたて
感覚を楽しむのも良いものですが、健康とダイエットに良い冷えご飯をおひつで楽しむのも
また一興かもしれません。
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